Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

数値解析・弾塑性

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM I-1 (幸町北3号館 311講義室)

座長:佐藤 太裕(北海道大学)

[I-19] Applicability of the 2-interval Ramberg-Osgood curve to Cr-Ni stainless steels

*井﨑 茜1、宮嵜 靖大1、小野 潔2、宮下 剛3 (1. 長岡工業高等専門学校、2. 早稲田大学、3. 長岡技術科学大学)

Keywords:austenitic type stainless steel, lean duplex type stainless steel, Ramberg-Osgood curve

ステンレス鋼は高い耐食性を有するため,構造材料として利用することで構造物の長期的な供用におけるライフサイクルコストの低減が可能となる.本研究では,ステンレス鋼の応力ひずみ関係について,既往の研究で提案された割線勾配比を用いた2区間としたRamberg-Osgood曲線の適応性を調べた.研究結果より,割線勾配比を用いた2区間としたRamberg-Osgood曲線は,ひずみ10%の範囲内で応力ひずみ関係を精度よく再現することができることを明らかにした.また,ヤング係数Eのみを用いた提案曲線は,対象材料について,ひずみ1%までの範囲の材料試験結果を概ね再現できることを明らかにした.

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