[I-207] 鋼I桁橋ウェブギャップ板に発生する疲労き裂対策方針の検討
キーワード:鋼I桁橋、ウェブギャップ板、疲労き裂、主桁
鋼I桁橋のウェブギャップ板の上端溶接部は疲労強度が低く多数の疲労き裂が発生しており,補修が維持時管理上の負担となっている.当該部位のき裂は,進展してもただちに橋梁の安全性に影響を与えるものではないが,上端溶接部が破断すると主桁下フランジとウェブの溶接部(首溶接部)にき裂が発生する場合ある.このき裂は放置すると主桁ウェブに進展し主桁の耐荷力が低下する恐れがある.本稿では主桁首溶接部に発生するき裂の傾向を踏まえたウェブギャップ板の適切な補修時期を検討した.
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