疲労 (2)

[I-210] Development of Fatigue Test System for an Actual Sign Structure and Fatigue Characteristics of its structure

*小塚 正博¹、木下 幸治²、村瀬 紘貴²、小原 健司² (1. 中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋、2. 国立大学法人　岐阜大学)

Keywords:Actual Sign Structure, resonance, ICR, PPP treatment, Stop Hole, Fatigue Test System

情報板支柱に対しては，取替えを実施してきたものの，今後，損傷事例がますます増加していくことが予想される情報板支柱に対し，取替作業を実施するには莫大な労力とコストを要してしまう．そこで，本研究では簡易的かつ効率的に情報板支柱の疲労耐久性を向上させる補修および補強手法の確立を行うことを目的とし，まず実物情報板支柱の疲労試験を実施可能な試験システムを構築した．その上で，情報板支柱に生じたき裂への補修手法の検討として，ICR処理，グラインダー処理やストップホール処理を行い，各手法の疲労寿命延命効果について検討した．