Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

疲労 (2)

Wed. Sep 4, 2019 10:25 AM - 11:55 AM I-3 (幸町北3号館 314講義室)

座長:判治 剛(名古屋大学)

[I-215] Fatigue strength under tension loading of vertical stiffener with upper edge cutting in orthotropic steel deck bridges

*内田 大介1、村越 潤2、松永 涼馬2、齊藤 史朗3、井口 進3 (1. 法政大学、2. 首都大学東京大学院、3. 日本橋梁建設協会)

Keywords:orthotropic steel deck , vertical stiffener , fatigue strength , upper edge cutting

鋼床版のデッキと主桁の垂直補剛材溶接部の疲労耐久性向上策の一つとして,補剛材の上端をカットし,デッキと溶接しない構造がある.著者らは,これまでに上端カット構造について,各種構造パラメータが溶接止端部の局部応力に及ぼす影響について解析的検討を実施してきた.そして,上端カットを施した場合の局部応力は輪の橋軸直角走行位置が箱桁内部の場合には圧縮応力,箱桁外部の場合には引張応力が卓越することを確認している.本研究では,垂直補剛材溶接部が引張応力下にある場合の疲労試験を実施し,疲労性状を確認するとともに,既往の圧縮応力下の疲労試験結果も含めて上端カット構造の疲労強度評価方法について検討を行った.

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