[I-215] Fatigue strength under tension loading of vertical stiffener with upper edge cutting in orthotropic steel deck bridges
Keywords:orthotropic steel deck , vertical stiffener , fatigue strength , upper edge cutting
鋼床版のデッキと主桁の垂直補剛材溶接部の疲労耐久性向上策の一つとして,補剛材の上端をカットし,デッキと溶接しない構造がある.著者らは,これまでに上端カット構造について,各種構造パラメータが溶接止端部の局部応力に及ぼす影響について解析的検討を実施してきた.そして,上端カットを施した場合の局部応力は輪の橋軸直角走行位置が箱桁内部の場合には圧縮応力,箱桁外部の場合には引張応力が卓越することを確認している.本研究では,垂直補剛材溶接部が引張応力下にある場合の疲労試験を実施し,疲労性状を確認するとともに,既往の圧縮応力下の疲労試験結果も含めて上端カット構造の疲労強度評価方法について検討を行った.
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