[I-228] 杭頭部被災復旧時の補修法の検討
キーワード:杭構造、復旧性、損傷抑制型結合、密帯鉄筋、変形性能
鉄道の耐震基準での要求性能として,L1地震までは弾性域の降伏耐力以下の応答とし,構造物を損傷させない設計としている.L1地震以上の地震が発生した場合は,構造物が損傷し補強補修が必要となる場合がある.地上部が損傷した場合は,その損傷度の確認および修復も比較的容易であるが,地中部が損傷した場合は,その損傷の確認および補修が難しい.今回,杭頭部モデルの試験体に対し,L2地震時の応答変位を載荷させ重度の損傷が生じた杭頭部に対して,必要最低限の補修を行い,再度正負交番載荷試験し,補修法の検討を実施した.載荷試験の結果,被災前と同程度以上の性能まで回復することを確認した.
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