[I-23] SBHS500を用いた無補剛箱形断面部材の座屈強度実験による一検討
キーワード:高性能鋼、座屈強度、無補剛箱形断面、圧縮載荷試験、有限要素解析
本検討は鋼圧縮部材の連成座屈強度の評価手法に関する検討の一環として行ったものである.平成29年の道路橋示方書改定に伴い部分係数法による限界状態設計が導入されたが,圧縮部材の連成座屈に関する耐荷性能は積公式による評価方法が継続して示されている.積公式による設計は実挙動との間に乖離が指摘されており,将来的には高度化・合理化が図られたより適切な評価方法の提案が期待される.これまでにSBHS500を用いた無補剛箱形断面部材を対象に実験を行ってきたが,試験機の性能の都合から耐荷力のピークを得られなかった試験体があったため,本稿では再載荷の結果を報告するとともに,数値解析・現行基準との比較について記す.
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