[I-230] 延性破壊解析における損傷進展エネルギーの簡易算出法の一般性に関する一検討
キーワード:損傷進展エネルギー、簡易推定法、延性破壊シミュレーション
1995年の兵庫県南部地震において多くの溶接鋼構造物や橋梁にて脆性的な破壊が確認された.この脆性的な破壊を防ぐためには延性き裂発生・進展および破断までを予測することのできる解析手法の確立が重要である.藤江らは延性破壊シミュレーションを実施する際に用いられる延性破壊モデルに導入される損傷進展エネルギーの簡易推定法を提案している.本研究では簡易推定法の一般性を検証するため,簡易推定法の構築に使用した試験体と異なる試験体に対して簡易推定法を用いた数値シミュレーションを実施し,解析結果と実験結果を比較する.以上の結果から,簡易推定法の適用可能な範囲を明らかにし,簡易推定法のさらなる精度向上につなげる.
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