[I-235] Development of friction damper installed perpendicular to bridge direction for damage control
Keywords:Bridge, Damage Control, Damper
首都高速道路は,地震発生後,緊急輸送路として機能する必要があるため,想定外の地震時でも輸送機能を確保できるように,支承周辺構造の損傷制御が求められる.そのため,レベル1地震時では支承のサイドブロックに代わり橋軸直角方向の動きを拘束し,レベル2地震時では橋脚が降伏耐力に達する前にその拘束を開放するとともに,地震時の繰り返し変位に応じてエネルギー吸収をすることで橋脚に生じる応答変位を抑制する損傷制御型の制震ディバイスの開発が望まれた.筆者らは,これらの要求性能を満足する横変位摩擦ダンパーの開発を行っている.本報告では,横変位摩擦ダンパーの設計思想および構造概要について報告する.
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