[I-240] 履歴型制震ダンパーの累積塑性変形CIDと累積疲労損傷度D―相互比較と載荷プログラム規定(Loading protocol)―
キーワード:座屈拘束ブレース、性能照査法、低サイクル疲労、CID の載荷プログラム規定
橋梁の耐震性能向上策として,制震ダンパーを設置する「制震橋」の考えが主流になりつつある.履歴型制震ダンパーに対しては,高い変形性能に加え,高い低サイクル疲労性能の確保が要求される.低サイクル疲労性能照査は,累積塑性変形(CID)と累積疲労損傷度(D)による方法がある1)~4)が,それらの定量的な相互比較,ならびにCIDの限界値を求めるための載荷プログラム規定(Loading protocol)は土木分野では明確にされていない.本報告は,土木構造物に適した高機能座屈拘束ブレース(BRB)を取り上げ,それらの検討と提案を行う.
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