[I-244] Stress analysis inside of bridge rubber bearings using FEM.
Keywords:Bridge, Rubber Bearings, FEM, Large deformation, Stress analysis
東北地方太平洋沖地震においてゴム支承の破断事例が報告されているが,このような破断を未然に防ぐためには,ゴム支承の経年変化といった化学的な視点に加え,終局状態の応力や変形といった物理的な視点からの検証が必要と考えられる.本検討ではFEMを用いて大変形時のゴム支承内部の応力分布を検証した.その結果,ゴム支承の中間のゴム層内と内部鋼板端部に相対的に高い鉛直引張応力が作用し,これらの位置が破断の起点となる可能性が高いことが分かった.また,ゴム1層厚を変えても引張応力の分布は変わらないことを確認した.
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