免震構造・デバイス (2)

[I-245] 高減衰ゴム支承のひずみ量と面圧の違いによる温度依存性の実験的検討

*齊藤 剛彦¹、中村 保之²、山崎 信宏³、宮森 保紀¹、増田 悠希⁴ (1. 北見工業大学、2. 住友理工、3. 日本鋳造、4. 橋本川島コーポレーション)

キーワード：高減衰ゴム支承、繰り返し載荷試験、温度依存性、ひずみ依存性、面圧依存性

道路橋示方書によると，免震ゴム支承にはひずみ依存性，速度依存性，面圧依存性，温度依存性等の特性を有するものもあるため，その性能を評価することは重要である．特に，北海道のような寒冷地では温度依存性を評価することが重要である．本研究では，高減衰ゴム支承を対象にひずみ量と面圧の違いによる温度依存性の評価を行った．その結果，等価剛性には温度依存性があるが，等価減衰定数には明確な温度依存性が見られなかった．ひずみ量と面圧の違いによる温度依存性については，明確な差は見られなかった．