[I-261] ゴムチップ混入モルタルの衝撃緩衝特性に関する研究
キーワード:ゴムチップ混入モルタル、衝撃、緩衝効果、伝達荷重、吸収エネルギー
本研究は,廃タイヤのリサイクル手法の一つとして,廃タイヤを粉砕して作られたゴムチップを6ケースの混入率で細骨材に置き換えてモルタルに練り混ぜることで,衝撃緩衝材としての効果を期待し,活用を実験的に検討したものである.試験体に対し静的及び衝撃載荷試験を行いゴムチップ混入モルタルの力学的特性を把握するとともに,構造物に見立てたU字溝上面に設置した試験体に衝撃載荷試験を行い,U字溝の損傷状況から緩衝効果を調べた.混入率が上がると,伝達荷重が小さくなり,吸収エネルギーが大きくなった.特に混入率40%以上の試験体で破壊モードが変わり,優れた衝撃緩衝効果を持つという結果が得られた.
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