令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(実験) (2)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 I-1 (幸町北3号館 311講義室)

座長:岡田 慎哉(国土交通省 北海道開発局)

[I-268] ポリウレア塗布によるRC版の耐衝撃性向上効果に関する検討

*島﨑 利孝1、武者 浩透1、別府 万寿博2、片岡 新之介2 (1. 大成建設、2. 防衛大学校)

キーワード:ポリウレア、耐衝撃性能、中速度衝突実験、RC版、裏面剥離、剥離片飛散抑制

構造物の耐衝撃補強において,ポリウレア樹脂(ポリウレア)に関する研究が行われてきている。ポリウレアは,高い伸縮性,耐候性を有しており,海外では耐衝撃補強としても用いられている。しかし,ポリウレアを塗布した構造部材の衝撃実験に関する研究例は少なく,その有効性に関しては不明な点が多い。そこで,本研究ではRC版の衝突裏面にポリウレアを塗布し,飛翔体の衝突実験を行った。その結果,RC版へのポリウレア塗布は,局部損傷に対する低減効果は大きくないが,剥離片の飛散に対しては抑制効果が認められた。また,RC版と比較すると,ポリウレア塗布RC版の裏面剥離面積が大きい傾向にあった。

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード