令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(解析)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 I-1 (幸町北3号館 311講義室)

[I-271] 従来型落石防護柵の耐衝撃挙動に及ぼす落石質量の影響

*服部 桃加1、小室 雅人1、中村 拓郎2、西 弘明2 (1. 室蘭工業大学、2. 寒地土木研究所)

キーワード:従来型落石防護柵、耐衝撃挙動、衝撃応答解析

本論文では、従来型の落石防護柵の耐衝撃挙動や保有性能を適切に評価するために、三次元弾塑性応答解析を実施した。ここでは、衝突エネルギーを同一とした上で、落石質量(寸法)と衝突速度を変化させたパラメトリック解析を実施し、それらが防護柵の耐衝撃挙動に与える影響について検討を行った。その結果、1)一定衝突エネルギー条件下では、落石径が小さく衝突速度が大きいほど防護柵の変形は小さくなる。一方、ロープに生じる張力は大きくなる傾向にあること、2)落石径が大きいほど、中間支柱の変形が大きくなるとともに、基部ではねじり変形が生じる傾向にあること、が明らかになった。

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