令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

耐風・風工学 (1)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 I-1 (幸町北3号館 311講義室)

座長:北川 徹哉(法政大学)

[I-278] 中央径間長3000m を有する二箱桁形式超長大多径間吊橋の耐風安定性に関する研究

*岩下 慎吾1、中村 一史1、野上 邦栄1、平野 廣和2、石井 喜代志3、平山 博3 (1. 首都大学東京大学院、2. 中央大学、3. 大日本コンサルタント)

キーワード:耐風、多径間、吊橋、フラッター、センターステイ、二箱桁

近年,吊橋の長大化に向けた構造形式として,多径間吊橋が採用される例が相次いでいる.中国では中央径
間長1080m の4 径間吊橋(秦州長江大橋・馬鞍山長江公路大橋)が完成し,チリでは中央径間長1155m の4
径間吊橋チャカオ橋が建設中である.長大吊橋では耐風安定性の確保が重要となるが,支間が長くなるほどフ
ラッター限界風速は低下し,一箱桁の適用が困難になる.本研究では中央径間長3000m の超長大多径間吊橋
に開口部を有する二箱桁を適用し,さらにセンターステイを設置してフラッター限界風速の向上を試みた.

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