[I-281] 非定常空気力の変化に着目した並列ケーブルのウェイク振動発現機構に関する研究
キーワード:ウェイク振動、非定常空気力係数、フラッター解析
並列ケーブルへ風が作用することで見られる振動現象としてウェイク振動がある.斜張橋ケーブル等でウェイク振動による被害が報告され,研究が進められている.しかし無次元風速や2円柱配置とウェイク振動発現機構との関係は未検討な点が多くある.本研究では並列2円柱に対し自由振動応答実験,非定常空気力測定実験及びフラッター解析を行うことで,2円柱配置がわずかに異なると非定常空気力係数が大きく変化し振動発現機構が変化する模型配置領域が存在することや,無次元風速変化に伴い振動発現に寄与する非定常空気力係数が変化し2自由度連成フラッターから1自由度鉛直フラッターに発現機構が変化する模型配置が存在することが判明した.
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