[I-289] 関東甲信越地方のいくつかの都市における日最大風速のBox-Cox変換特性
キーワード：正規過程・非正規過程、地形、天候リスク、日最大風速、Box-Cox変換
強風リスク評価に資することを目的として，これまで著者は日最大風速の模擬データ作成に関する研究を行ってきた．この手法の一部にBox-Cox変換を用いており，そこではあるパラメータの値を求める必要がある．2014年の淡路島・洲本での日最大風速を対象とした検討では，そのパラメータの値は–0.74であった．しかしながら，この値に何らかの一般性があるか，あるいは年や地形と関連があるかが未解明であった上，テンプレート的に利用可能なデータ集合として整備することが望まれた．本論では関東甲信越地方のいくつかの都市における日最大風速を対象に，このパラメータの値を調べ，その経年変化や地域特性について検討する．
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