ダム・タンクの耐震

[I-325] コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムの耐震性評価に関する基礎的研究(その1)

*藤田 亮一¹、大越 靖広²、佐藤 英明²、服部 翼²、野田 亜久里²、尾崎 亮斗²、佐々木 裕一²、藤本 哲生³、野谷 正明¹、平松 大周¹ (1. エイト日本技術開発、2. 熊谷組、3. 大阪工業大学)

キーワード：コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム(CFRD)、フェイススラブ、耐震設計、模型実験

地震大国であるわが国では，1995年の兵庫県南部地震以降，土木構造物の耐震安全性に関する様々な検討がなされており，ダムの分野においても「大規模地震に対するダム耐震性能照査指針(案)・同解説」の試行後，それに準じた耐震性能照査が行われている．本研究では，前述の指針の対象外であるコンクリート表面遮水型ロックフィルダム(CFRD)の耐震性評価の方法を開発することを目的とし，フェイススラブと堤体を模した縮小模型を作成して載荷実験を行ってその挙動を確認した．