Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

疲労 (3)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM I-3 (幸町北3号館 314講義室)

座長:平山 繁幸(首都高速道路)

[I-336] Fatigue behavior of removed Amarube bridge center figure spling part.

*中出 裕也1、坂野 昌弘1、松本 健太郎2、中山 太士3 (1. 関西大学、2. ワイ・シー・イー、3. 西日本旅客鉄道)

Keywords:Steel railway bridge, The rivet structure, Removal figure, Fatigue testing

腐食と疲労がコントロールできれば,鋼橋の耐久性を確保することは容易となる.また腐食の影響は,腐食を受けた後の鋼部材の疲労強度で評価できると考えられる.
本報では,余部橋梁主桁添接部の下フランジ付近から切り出した試験体を用いて疲労試験を行い,リベット桁添接部の疲労挙動について検討したところ,次のような結論を得られた.
(1)板継ぎ部周辺や断面変化部では,最大で公称応力の1.3倍程度の局部応力が計測された.
(2)疲労亀裂は,外側の板継ぎ部近傍のリベット孔の板幅方向2か所から発生した.
(3)疲労強度は,実測の平均応力で非溶接継手に対する疲労強度等級のD等級以上,実測の最大応力ではC等級以上であった.

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