Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

疲労 (3)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM I-3 (幸町北3号館 314講義室)

座長:平山 繁幸(首都高速道路)

[I-341] fatigue strength of weld root by filling resin into weld root

*玉利 仁1、石川 敏之1、廣畑 幹人2、堤 成一郎2 (1. 関西大学、2. 大阪大学)

Keywords:root crack, fatigue strength, fillet weld

止端き裂の発生を予防する方法として,溶接止端部をグラインダー処理やピーニング処理が行われている.しかし,溶接止端部の疲労強度が向上した場合でもルートき裂が発生している.本研究では,溶接の前に部材を接着することで,溶接ルート部の変位を抑制し,溶接ルート部の応力を緩和する工法に着目した.溶接部近傍に孔を設け,溶接ルート部に樹脂を充填することによる溶接ルート部の疲労強度向上効果を明らかにした.ソールプレートのすみ肉溶接を模擬した試験体の疲労試験の結果,溶接ルート部へ樹脂を充填した場合,疲労寿命が大幅に向上した.溶接ルート部へ樹脂を充填した場合の溶接ルート部の疲労寿命を変位を用いた手法で評価できた.

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