[I-347] 被覆鉄筋を用いたプレキャストPC床版とUFC接合構造の輪荷重走行試験による疲労性能の検討
キーワード:超高強度繊維補強コンクリート、UFC、プレキャスト床版、輪荷重走行試験、被覆鉄筋
劣化した道路橋床版の更新は、プレキャスト床版の使用が前提となっており、2m程度の間隔で橋軸方向に接合される。その接合部の幅を短くする技術の一つにUFCを間詰めに利用する方法が開発されている。既往の研究においてUFC接合を有するRC床版の輪荷重走行試験が実施されているが、普通鉄筋が用いられており、被覆鉄筋をUFC接合部に適用した疲労性能は確認されていなかった。そこで、エポキシおよびPVB樹脂で被覆された鉄筋を用いたプレキャストPC床版とUFC接合を対象に輪荷重走行試験を実施し、影響について検討した。その結果、UFC接合に被覆鉄筋を適用した場合も接合部として十分な性能を有することが確認された。
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