橋梁床版 (2)

[I-354] 横梁を有する長支間現場打ちPC床版におけるプレストレスロスの検討

*山口 岳思¹、廣門 公二²、山田 貴男²、上野 慶太³、坂下 悟³ (1. 中日本高速道路株式会社、2. 高田機工株式会社、3. エム・エム　ブリッジ株式会社)

キーワード：長支間現場打ちPC床版、横梁、プレストレスロス、FEM解析

広幅員でランプ線形を有する鋼鈑桁橋において，幅員変化に対応するため横梁部で主桁本数を変化させた構造が一般的である．横梁による拘束がPC床版のプレストレスロスに影響することが考えられる．また，将来撤去を考慮した床版の分割施工によるプレストレス力への影響も懸念された．筆者らは，FEM解析を実施し，横梁による拘束と施工ステップを考慮したプレストレスロスについて検討した結果について報告する．