[I-360] ボックスカルバート載荷実験の変形・損傷に対するFEM 解析の追従性
キーワード:地中構造物、断層変位、載荷実験、ひび割れ幅計測、鉄筋コンクリート、三次元非線形FEM
本報文では,ボックスカルバートの1/4縮小試験体に対して行った,三次元的に交差する断層変位の作用を模擬した強非線形領域までの載荷実験を対象に,三次元非線形有限要素法による再現解析を行い,解析による追従性について検討した.
解析では,鉄筋初降伏変位の8倍程度までは,実験で得られた荷重~変位関係を精度良く再現できた.またそれ以上の強非線形領域においても,実験で計測されたひび割れ分布と解析による最大主ひずみ分布が良い対応を示し,また実験と解析による最終変形モードが良く一致したことから,構造物の全体曲げによる損傷/破壊モードを精度良く再現できることが分かった.
解析では,鉄筋初降伏変位の8倍程度までは,実験で得られた荷重~変位関係を精度良く再現できた.またそれ以上の強非線形領域においても,実験で計測されたひび割れ分布と解析による最大主ひずみ分布が良い対応を示し,また実験と解析による最終変形モードが良く一致したことから,構造物の全体曲げによる損傷/破壊モードを精度良く再現できることが分かった.
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