Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

地中構造物・トンネルの耐震

Thu. Sep 5, 2019 2:25 PM - 3:55 PM I-3 (幸町北3号館 314講義室)

座長:梅林 福太郎(オリエンタルコンサルタンツ)

[I-362] Selection Procedure of Existing Light Poles in Urban Viaducts for Seismic Retrofit

*長崎 亜弥美1、藤野 陽三1 (1. 横浜国立大学)

Keywords:urban viaducts, light pole, resonance, secondary system

高架橋上の照明柱は、高架橋と固有周期が一致すると共振現象が起こる。倒壊等の被害が発生すれば、人的・物的被害や交通遮断が予想されるが、地震に対する考慮や対策はされていない。首都高上の照明柱を対象に、地震時に危険性のあるものを抽出する方法を検討する。照明柱を多自由度系、高架橋を1自由度系としてモデル化し地震応答解析を行い、最大応力を材料の降伏応力と比較した。照明柱が降伏するのは固有周期が0.6~2.0秒の高架橋であることが分かり、高架橋の固有周期の把握が重要になる。実際の高架橋モデルで解析を行うと、L2設計地震動では降伏応力を超え、L2地震で照明柱が降伏することが実際の高架橋で起こりうるといえる。

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