[I-371] 海塩粒子と凍結防止剤の鋼桁部への飛来特性に関する検討
キーワード:鋼橋、海塩粒子、凍結防止剤、飛来塩分
我が国では,高度経済成長期に多くの橋梁が建設され,経年に伴い今後増加する腐食損傷が懸念されている.そのため,近年ではLCCを考慮した設計や維持管理が重要な課題であり,それぞれの腐食環境における構造物の適用性の評価が求められている.鋼橋においては,海からの飛来塩分や凍結防止剤が鋼橋桁部へ付着することによる腐食損傷が確認されている.これら塩分の飛来は,気候や路面状態の影響を受けるが,異なる飛来環境における桁部への飛来特性に関する知見は十分に得られていない.そこで本研究では,塩分の飛来環境が異なる地域における鋼桁部への塩分量を調査し,海塩粒子と凍結防止剤の桁部への飛来特性を把握することを目的とする.
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