維持・管理（環境）

[I-373] Change of antifreeze agent scattering characteristics by additional components installed in a single bridge

*小池 宏之進¹、野口 恭平¹、徳増 秀俊¹、八木 知己¹ (1. 京都大学)

Keywords:single bridge, corrosion, antifreeze agent, additional components, LES

鋼橋の腐食因子の一つである塩分として，路面上に散布される凍結防止剤が挙げられる．単独橋において飛散した凍結防止剤が主桁に付着する可能性が指摘されており，本研究では主桁への付着の抑制を通じて橋梁の長寿命化を目的とし，高欄への付加部材の設置によって主桁への付着量がどのように変化するかを調査した．具体的には，数値解析によって橋梁断面周りの流れ場解析及び粒子飛散解析を行うことで，付加部材が凍結防止剤の主桁への付着に与える影響について検討した．解析の結果，散布する凍結防止剤の粒度分布によっては高欄に付加部材を設置することは維持管理上有効であることが示唆された．