[I-378] 地際腐食センサの露出部と浸漬部の面積比が気液界面近傍のマクロセル腐食に及ぼす影響
キーワード:腐食、センサ、マクロセル電流、電気化学試験
近年,橋梁などの鋼構造部材において,地際部に凍結防止剤を含む雨水などが長時間滞留することで,著しい局部腐食が発生・進行し,部材破断に至った事例が報告されている.そこで,先行研究では地際部のマクロセルとミクロセル腐食性を定量評価できる地際腐食センサを開発した.気液界面近傍のマクロセル腐食状況を精度良く把握するためには,センサのマクロセル腐食の有効反応領域を明らかにする必要がある.本研究ではセンサの水位線の位置を変化させ,マクロセル腐食電流を測定することで,センサの気液界面近傍のマクロセル腐食の有効反応範囲を検討した.
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