令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

維持・管理(腐食)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:坂本 達朗(鉄道総合技術研究所)

[I-380] 日本海岸地域における夏期の気象外乱と腐食応答の関係

*前田 健児1、鈴木 啓悟2 (1. 福井県工業技術センター、2. 福井大学)

キーワード:橋梁モニタリング、ACMセンサ、腐食、風速

鋼橋の腐食損傷が及ぼす影響は大きく、鋼橋の維持管理には腐食を考える必要がある。腐食損傷の原因は水分、塩分であり、その供給は降雨や風などの気象が影響する。気象観測データから腐食応答値の関連付けができれば、地域的な腐食損傷の予測が可能となるため、気象観測データと腐食応答の関係を分析した結果を報告する。
観測地点の違いによる気象データに差が大きい項目は風速であることが分かり、風速と腐食応答の関係を分析した結果、風向きが腐食応答に与える影響に違いがあることがわかった。

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