[I-383] 3 年間大気暴露したステンレス鋼と炭素鋼の接合部における腐食表面性状
キーワード:ステンレス鋼、炭素鋼、大気暴露試験、異種金属接触腐食
本研究は,3年間大気暴露試験前後のステンレス鋼と炭素鋼を接合した厚板の接合部近傍の表面性状を明らかにする.対象材料は,ステンレス鋼SUS304およびSUS329J3L,炭素鋼SM400およびSM570である.また,供試体は,異材溶接接合,異材ボルト接合および炭素鋼同士の溶接接合とした.そして,1つ目に,ステンレス鋼と炭素鋼を異材溶接接合および異材ボルト接合した供試体における表面形状は,炭素鋼側接合近傍にて腐食深さ率が大きくなることを明らかにした.2つ目に,ステンレス鋼と炭素鋼を異材ボルト接合した供試体の炭素鋼側接合部近傍の腐食深さ率は,異材溶接接合供試体に比べて大きくなることを明らかにした.
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