Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持・管理(耐候性鋼)

Thu. Sep 5, 2019 12:40 PM - 2:10 PM I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:楊沐野(九州大学大学院)

[I-386] Results of the third year of the basic test on the treatment method for continuous use of weathering steel No painting

*石田 和生1、落部 圭史1、今井 篤実1、麻生 稔彦2 (1. 日鉄防食株式会社、2. 山口大学大学院)

Keywords:weathering steel Bridge, Corrosion, Surface preparation, salt, repair, Maintenance

耐候性鋼材は,緻密な保護性さびが生成し腐食速度を低減する特徴を持ち,耐候性鋼橋梁の多くは良好なさび状態を保持できているが,長期使用では塩害や凍結防止剤を含む漏水などが鋼材に影響を与え,期待通りの防食性能が発揮できない場合がある.異常さびが生成した場合,塗装での補修が一般的になりつつあるが,腐食原因が恒久的に排除できる場合は,塗装での補修を行わなくても長期的な無塗装での継続使用の可能性があると考えられている.そこで,異常さびを生じさせた耐候性鋼材を用いて,原因を排除できる環境と排除できない環境にて,素地調整,さび中の塩分除去程度を変えた水準で,評価試験を実施した.その34ヶ月目の結果を報告する.

Abstract password authentication.
Password is required to view the abstract. Please enter a password to authenticate.

Password