Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

維持・管理(鋼素地調整)

Thu. Sep 5, 2019 2:25 PM - 3:55 PM I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:塚本 成昭(阪神高速技術)

[I-394] About the dominant factor of paint film peeling

*山内 健一郎1、堀 誠2、秋田 昌紀3、西森 修次4、大捕 秀基4 (1. 大日本塗料、2. 関西ペイント、3. 神東塗料、4. 四国総合研究所)

Keywords:protective coating, repair, paint film peeling, internal stress, the coefficient of linear expansion, curing dring rate

屋外鋼構造物における塗膜の防食耐久性は、防食塗膜の遮断性と付着性(耐剥離性)で決まる。すなわち、長期間屋外環境に曝された後の遮断性が高ければ高い程、付着性(耐剥離性)が高ければ高い程、その防食塗膜の防食耐久性は優れている。既存の防食塗膜は、厚く塗装する程、塗膜剥離し易く、一方で、厚く塗装する程、遮断性は向上する、という関係にある。昨年開発した線膨張係数を低く設計した塗料は、厚く塗装する程、剥離し難くなるという特性があり、この特性とこれまで塗膜剥離の主要因とされてきた内部応力との関係性を調べたところ、塗膜剥離の支配的要因は線膨張係数にあることが判ったため、その一連の試験について報告する。

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