Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

継手 (4)

Thu. Sep 5, 2019 2:25 PM - 3:55 PM I-5 (幸町北3号館 322講義室)

座長:南 邦明(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)

[I-439] Influence of Stop Hole Method for Fatigue Cracks from Weld Root

*櫻井 勇太1、木下 幸治2、穴見 健吾3 (1. 瀧上工業(株)、2. 岐阜大学、3. 芝浦工業大学)

Keywords:stop hole method, fatigue crack, weld root, stress concentration factor, stress distribution

止端き裂に対するSH法によりき裂先端の応力集中低減効果が示されているが,ルートき裂に対する補修効果の検討事例は少ない.本研究ではルートき裂に対するSH法の影響を検討した.き裂・SH有無の解析結果より,SHによりルート部の応力集中係数が低下したため応力集中低減効果があるといえる.SHルート部の曲率半径が異なる解析結果より,半径が大きくなるほどルート部の応力集中係数が低減できることが明らかとなった.SHのずれが異なる解析結果より,3mmではSH部と止端部の応力集中の重畳により,止端部の応力集中係数が増加するのに対し,5mmでは重畳が解消され,疲労強度をそれぞれ評価できると考えられる.

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