[I-439] 溶接ルートを起点とする疲労き裂に対するストップホールの影響
キーワード:ストップホール法、疲労き裂、溶接ルート、応力集中係数、応力分布
止端き裂に対するSH法によりき裂先端の応力集中低減効果が示されているが,ルートき裂に対する補修効果の検討事例は少ない.本研究ではルートき裂に対するSH法の影響を検討した.き裂・SH有無の解析結果より,SHによりルート部の応力集中係数が低下したため応力集中低減効果があるといえる.SHルート部の曲率半径が異なる解析結果より,半径が大きくなるほどルート部の応力集中係数が低減できることが明らかとなった.SHのずれが異なる解析結果より,3mmではSH部と止端部の応力集中の重畳により,止端部の応力集中係数が増加するのに対し,5mmでは重畳が解消され,疲労強度をそれぞれ評価できると考えられる.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。