継手 (4)

[I-440] Stress reduction effect of the bolting at the crack-arrest drilled hole that attached splice plates

*清川 昇悟¹、判治 剛²、清水 優²、舘石 和雄² (1. 横河ブリッジ、2. 名古屋大学)

Keywords:fatigue crack, Repair by splice plates, Drilled crack-arrest hole which is bolting, stress concentration factor

疲労き裂の補修対策として用いられるストップホールは，高力ボルトで締めることによってその効果が高まる．このボルト締めの効果は，ボルト締めの有無によるストップホール部の応力集中係数の比である応力緩和係数で表すことができ，その推定式が既往研究により提案されている．しかし，ストップホールに当て板補修が併用されている場合のボルト締めの効果は明らかでない．本研究では、当て板補修された場合の応力緩和係数を求めることを目的として実験および解析検討を行った．その結果、板厚やボルトピッチなどの当て板の形状パラメータが応力緩和係数に与える影響を明らかにし、それらパラメータを用いた応力緩和係数の推定式を構築した。