[I-444] L型形状(L継手)とした現場溶接の施工試験
キーワード:接合、溶接、現場溶接、非破壊検査
FlgとWebの溶接線を100mmずらして配置するZ継手は,連結する各部材位置がずれていることから,構造が複雑で組立性や製作性,また現場作業性についても必ずしもよいとは言えない.そこで,本研究においては,U.FlgとWebの溶接線を同位置としたL継手を計画し,溶接施工試験にてその作業性と溶接品質を確認した.L継手の現場溶接施工試験を実施した結果,U.Flg側の裏当て材部の改良を施せば,溶接後の品質状況については良好である結果が得られ,板厚差の有無にかかわらずL継手の適用は問題ないと考えられる.L継手の適用により,Z継手に比べ首溶接長の若干の短縮が図れる等,作業性の改善が図れるものと考えられる.
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