[I-447] ステンレス鋼と炭素鋼の異材摩擦接合継手に関する実験的研究
キーワード:ステンレス鋼、高力ボルト、異材接合、すべり係数、リラクセーション、耐久性能
鋼道路橋の腐食の生じやすい桁端部等に,高い耐食性能を有する鋼材を積極的に用いて鋼部材の耐久性能を確保することは,維持管理コストを削減する効果があると考えられる.この耐食性能を有する鋼材としてステンレス鋼が挙げられるが,SM材等の炭素鋼と併用した場合,高力ボルトによる両鋼材の接合箇所において,水濡れの状態が維持される場合,それらの電位差による異種金属接触腐食の発生が懸念される.本稿では,ステンレス鋼と炭素鋼との異材摩擦接合継手において,異種金属接触腐食に配慮した摩擦接合面の処理方法について実験的研究を行った.
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