[I-450] 支承取替における既設アンカーボルト接合方法への一提案
キーワード:支承、アンカーボルト、ベースプレート、溶接、引張強度、開先
コンクリート製橋脚に設置されている支承を取り替える際、既設のアンカーボルトを利用して新設ベースプレートを設置する工法が用いられるが、既設アンカーボルトと新設ベースプレートを現場溶接する技術資料は少ない。本稿では、支承取替工事における既設のアンカーボルトと新設ベースプレートの実施工における品質・施工性向上を目的として実施した一連の溶接施工試験を実施した。実施工時の建込みを考慮したルートギャップおよび熱影響の低減を目的とした開先形状を設定した。試験体の引張試験を実施した結果、十分な強度が確認された。溶接時のひずみの影響を考慮し、上記の溶接条件について実施工への採用を提案した。
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