[I-50] 背面空洞の有無によるトンネルの固有振動モードに関する一考察
キーワード:MEMS加速度センサ、トンネルの変形挙動、FEM解析、モニタリング
都市部では土地のスペースが限られていることから,シールドトンネルが多く施工されており,長期間供用されているシールドトンネルでは,ひび割れなどの劣化が報告されている.また,近年ではシールドトンネルの背面に空洞が発生していることが問題となっているが,背面空洞が常時のトンネルの構造体にどのような影響を及ぼしているのかは明らかになっていない.そこで,本報告では背面空洞の有無によって,トンネルの固有振動モードに変化が生じるのか否かを固有値解析から検討した.具体的には,トンネルのFEM解析モデルを作成し,2つの地盤条件において固有値解析を行った際のトンネルの固有振動モードに対して比較・考察を行った.
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