Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

振動

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:宮森 保紀(北見工業大学)

[I-53] A simplified of method for estimating differential displacement in consideration of structural nonlinearity during earthquake.

*成田 顕次1、徳永 宗正1、曽我部 正道1 (1. (公財)鉄道総合技術研究所)

Keywords:Railway viaducts, structural nonlinearity, differential displacement , Time history response analysis

鉄道高架橋の境界では地震時に,目違いや角折れといった不同変位が発生し,列車走行安全性に大きな影響を及ぼす.建設年代の古い鉄道高架橋においては降伏震度が低く,L1地震時の場合でも非線形化する可能性があるが,非線形化の影響を考慮した推定手法は確立されていない.建築分野においても地震時に隣接建物間の衝突問題を対象として,建物間の相対変位を簡易に評価する手法の提案がされているが,構造物の特定の履歴モデルに限定した手法であるため,構造物の形式によっては適応できない課題がある.本研究では,履歴モデルに依存しない地震時の構造物の相対変位の推定法の構築を目的に,数値解析に基づく検討を行った.

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