橋梁測定

[I-55] Frequency Measurement of Cable-Stayed Bridge Cable Using Image Analysis Technique

*有井 賢次¹、天羽 千佳²、渡邊 学歩³、藤本 英太⁴ (1. 株式会社　長大、2. パナソニック・システムソリューションズ・ジャパン(株)、3. 山口大学大学院創成科学研究科、4. 山口大学工学部社会建設工学科)

Keywords:Image measurement, cable, Cable-stayed bridge, Vibration measurement, Tension measurement, Digital image correlation method

吊橋，斜張橋などの長大橋の点検維持管理では，作業の効率化・高度化技術の早期の社会実装が課題となっており，その立地条件や構造形状の特殊性により一般的な点検手法が適用し難いケースが多く，コスト抑制，交通規制時間の短縮や作業員の安全性確保などに課題がある．本研究では画像計測手法を用いて斜張橋ケーブルの常時微動を測定し，加速度計による計測結果との比較を行った．2K,4Kカメラを用いたデジタル画像相関法による振動数計測結果は，1次から3次の低次モードでは加速度計による計測値とよく一致したが，高次モードでの計測精度向上が今後の課題であることが明らかとなった．