[I-57] パイ型変位計を用いた鋼材ひずみ簡易計測手法の基礎的研究
キーワード:パイ型変位計、ひずみ計測、塗膜剥離、電磁誘導加熱
鉛等の有害物を含む鋼橋の塗装塗替え時の塗膜剥離方法にはIH(電磁誘導加熱)工法が有効であり実績が増えつつある。しかし、この工法では加熱による部材の変形、残留応力の管理が課題となっている。従来はひずみの管理に溶接ひずみゲージを使用していたが特殊技術が必要であり作業時間、コスト面が問題となっていた。準備時間短縮、かつ再利用が可能であるパイ型変位計が使用できればメリットが大きいと考え試験体、実橋を使用して溶接ひずみゲージと計測ひずみを比較した。加熱による安全性を確認するレベルのひずみの把握であれば適用できる結果が確認できた。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。