令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁測定

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:菅沼 久忠(TTES)

[I-59] MEMS加速度センサを用いたBridge-Weigh-In-Motionの計測精度に関する検討

*虻川 高宏1、三枝 賢斗1、窪田 光作2、菊地 俊明2、入江 健夫2、関屋 英彦3 (1. 長大、2. 国土交通省関東地方整備局関東技術事務所、3. 東京都市大学)

キーワード:Bridge-Weigh-In-Motion、MEMS加速度センサ、道路橋、車両重量計測、軸数、マットスケール

鋼道路橋において大型車両の通行台数および重量が,疲労損傷発生の主な要因となっている.実交通の車両重量を推定する手法として,ひずみゲージを用いたBWIM計測が一般的に行われているが,塗膜の除去が必要であったり耐久性等に課題がある.本稿は,施工性に優れるMEMS加速度センサを利用したBWIMシステムを利用して,実橋において,車両の重量推定および軸数検知の精度について検証した.単独走行で精度の高い重量推定結果が得られ,25t以上の車両を対象とした軸数検知の精度検証では,6軸車で若干精度は落ちるが,5軸車以下であれば90%以上の検知精度を有していることが分かった.

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