橋梁の耐震 (1)

[I-62] A Numerical Study on Seismic Capacity Evaluation of Existing Steel Lohse Bridge

*崔 準ホ¹、成 炫禹²、田崎 賢治²、徳橋 亮治²、高橋 章¹、渡瀬 梓¹ (1. 西日本高速道路、2. 大日本コンサルタント)

Keywords:Steel Lohse Bridge, Dynamic Analysis, Pushover Analysis, Seismic Capacity Evaluation

鋼アーチ橋のような部材の構成が複雑な橋梁の場合には，地震時に一部の主部材が降伏または座屈が生じた後の橋梁全体の挙動や耐荷性能が不明であり，耐震補強を行う際にはこうした部材の限界状態や橋全体の限界状態を踏まえ，適切に補強計画を行う必要がある．本検討では，既設鋼単弦ローゼ橋を対象とし，動的解析による耐震性照査および橋の動的特性を考慮したPushover解析による橋全体系の耐荷性能評価を行い，部材の限界状態および橋全体系の耐荷性能評価について検討した．