[I-64] The effect of unseating prevention cable under two axial vibration
Keywords:The 2016 Kumamoto Earthquake, The unseating prevention cable, Two-axial vibration test, Motion capture system
橋梁の耐震対策として落橋防止ケーブルは数多く採用されている。その機能は,落橋防止システムの中で橋軸方向の上部構造の過大変位を桁かかり長以内に収める役目である。落橋防止ケーブルは支承が損傷した後で機能させることになっているが,2016年熊本地震では大切畑大橋では落橋防止ケーブルが破断した状況であった。そこで,落橋防止ケーブルの有無による上部構造の地震時応答の違いを調べる2軸振動実験を行った。その結果,落橋防止ケーブルの設置により上部構造の応答はかなり低減されるものの,橋軸直角方向へもわずかではあるが上部工の移動が発生することが分かった。
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