[I-79] ランダム振動論に基づく不整形性地盤箇所の非線形応答スペクトルの補正
キーワード:不整形地盤、所要降伏震度スペクトル、ランダム振動論、耐震設計
耐震設計上の基盤面や地表面の傾斜を有する不整形地盤では,地震時に鉛直下方からの直達波と二次的に発生した水平方向伝播波との干渉により,地表面位置で局所的に地震動が増幅する事が知られている.鉄道構造物の耐震設計では,地盤のFEM動的解析により,この影響を考慮した地表面地震動を算定し,これを用いた構造物の動的解析による応答値算定が原則的な手順となる.
一方,通常の鉄道橋梁・高架橋の耐震設計では,応答値算定の際に静的非線形解析と非線形応答スペクトルを組合せた手法が用いられている.本検討では,ランダム振動論に基づいて不整形地盤箇所の非線形応答スペクトルを直接補正する手法を提案するとともに有効性を検証した.
一方,通常の鉄道橋梁・高架橋の耐震設計では,応答値算定の際に静的非線形解析と非線形応答スペクトルを組合せた手法が用いられている.本検討では,ランダム振動論に基づいて不整形地盤箇所の非線形応答スペクトルを直接補正する手法を提案するとともに有効性を検証した.
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