[I-80] Experimental study on seismic of Steel Reinforced Concrete bridge pier with Concrete Filled Tube at the core section
Keywords:anti-chatastrophe, cyclic loading test, SRC bridge pier
東北地方太平洋沖地震において,地震時保有水平耐力法で想定されていた以上の地震や津波によって構造物に壊滅的な被害が生じたことから,想定を越えた事象への対応を考慮する危機耐性の概念が検討されている.本研究では,断面コア部に鋼管を配置したSRC 柱を提案し,SRC 柱を含む3 体の柱模型に対して正負交番載荷実験を行うことで,鋼管によるじん性の向上,残留変位の低減,柱の崩壊防止への有効性を検証した.その結果,SRC柱はRC 柱と比べて最大荷重は10%程向上し,最大荷重の低下から終局に至るまでの変位も大きいことが確認された.さらに,SRC 柱とRC 柱のひび割れや終局時の塑性ヒンジの形成状況に大きな違いはなかった.
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