[I-88] Influence of the fault displacement in the earthquake on the dynamic behavior of bridges focused on the impact between adjacent structures
Keywords:NearFault Ground Motion, Dynamics, Bridge, Pounding, Earhquake
2016年の熊本地震では,布田川断層沿いに架橋された橋梁構造物において,地震の発生によって地表面に現れた断層変位の影響により致命的な被害が生じた.地盤変状の考慮の仕方や具体的な照査方法については現在までに様々な検討が行われてきたが,具体的な手法の確立には至っておらず,地盤変状を考慮した耐震設計法の開発が必要である.本研究では,現行の基準で設計された橋梁構造物を対象として,地盤変状の影響を考慮した地震応答の解析により,地震時挙動の推定を行う.また,地盤変状の影響を考慮しない一般的な解析結果との比較を通じて,上部構造の地震時応答や構造部材の損傷にどのような違いが生じるのかを検証する.
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