令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第II部門

魚道

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 II-1 (幸町北3号館 323講義室)

座長:村岡 敬子(土木研究所)

[II-09] 平水時および洪水時における練り積み石組魚道の特性

*楢﨑 慎太郎1、安田 陽一1 (1. 日本大学理工学部土木工学科)

キーワード:魚道、自然石、石組み、安定性

石組み魚道に利用される自然石の形状が地域によって異なることから丸石と平石での渇水時から豊水時の遡上経路,流況を確認し,その結果に基づいて,平石での洪水時の安定性について実験的検討を行った.練積み石組み魚道において,自然石の形状としては丸石より平石の方が多様な流れ方が形成され遡上環境に優れている.千鳥に組むことでより多くの流れが形成される.その手法として,大小の異なる巨礫を組み合わせる事が有効である.また,洪水時の安定性実験から石組みに石を引き抜こうとする圧力が作用していることから空積み同様に石と石の接点を持たせて組むことが重要である.

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