[II-102] 高度に都市化された川崎南部を対象とした浸水リスクの評価
キーワード:集中豪雨、都市浸水、浸水リスク、数値解析、アンダーパス、下水道ネットワーク
近年,大型の台風や集中豪雨の発生頻度は増加の一途をたどっており,それに伴う浸水被害も多発している.本研究では,これまでに開発を行ってきた精緻な浸水予測手法SuiPSを用いて,川崎市中心部の川崎区,幸区をはじめとした高度に都市化されたエリアを対象として,豪雨時の内水氾濫による浸水リスク評価を行った.ここでは,下水道,道路,街区等の都市インフラにまつわる情報をすべてデータ化し,対象領域が高強度の豪雨に見舞われた際の浸水拡大プロセスを明らかにした.その結果から川崎市東部の沿岸低平地における特に浸水の危険性を示し,特に浸水が顕著だったアンダーパスについてその浸水プロセスを検討し,考察を加えた.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。